みなさんお元気でお過ごしですか?
コロナ禍で、動けぬ日々が続いていましたが、私達の取り柄である「魅力の発信」をするため、2021年は❝1000年以上続く山梨ハタオリ産地❞ハタオリマチのハタ印に携わらせていただき、富士山の麓をずっと駆け回っていました。
そういった活動を続ける中で、より一層地域やものづくりに対して強い想いを巡らせていました。そして、地球環境のことを考える時間もたくさんありました。
そこで、私たちが出来る第一歩として、今年の年賀状では蜜蝋ラップを作ってみることにしました。
写真の素敵な布は富士吉田市にある織物工場TENJIN-factory(テンジンファクトリー)さんのリネンです。ちなみに、エジプトのミイラもリネン(麻)で巻かれていたくらい、リネンは非常に強い繊維です。大切に使えば、孫の代まで使えると言われています。テンジンさんのリネンを使っていると小林新司さんが織っている姿が浮かぶので、大事に大事に、とても大切に使いたくなります。
どんな感じで織物が織られているか気になった方は、動画でチェックしてみてくださいね。
洗えば何度でも繰り返し使うことが出来る蜜蝋ラップのことをずっと気になっていたのですが、御縁をいただきwa_on works(ワオンワークス)さんに作っていただきました。蜜蝋ラップは野菜も呼吸できるそうなので、ハーブや野菜を包んだり、ちょっとしたお菓子を包むラップの代わりにとても良さそうだなぁと、今から使うのが楽しみでしかたありません。
大事に使えば1年くらいは使用できるそうです。色移りや折り目がついてしまうことがありますが、ご愛着いただければ嬉しいです。
最後に、蜜蝋ラップのお手入れと使用上の注意を記載しておきますね。
【使用上の注意】
・洗い終わったら布で優しく拭くか自然乾燥させ、折らずに常温か冷温所で保管してください。
・冷たい水で洗って乾かしてください。洗剤はアルコールが入っているものだと蜜蝋や樹脂が溶けてしまうことがあるので避けてください。汚れがひどいときはアルコール不使用の洗剤を少量つけて洗ってください。
・蜜蝋ラップは熱に弱いため、お湯で洗わないでください。
・ミツロウが溶けはじめる温度(融点)は60度前後です。熱湯や蒸気などの高温、火気に近づけないようご注意ください。
・電子レンジ、オーブン、食洗機、乾燥機にはご使用になれません。
・消毒できないため、生肉や魚など生ものへの使用はお避けください。
・かんきつ類など酸の強い食品や色の移りやすい食品へのご使用はお避けください。
・ミツロウを使用しておりますので、満1歳未満のお子様の口に入るものには使用しないでください。
※ミツロウは、はちみつから作られているため
ブログをなかなか更新できずごめんなさい。。
近況報告は、高須賀文子のFacebookに綴っているので、気が向いたら覗いてみてください。
本年も、次の未来を育む活動ができるよう頑張りたいと思います!
みなさまにとって明るく楽しい一年になりますことを祈念しています。